八王子市で理想の住まいを建てたい方へ

PASSIVE HOUSE ができるまで Part.11-床材-

PASSIVE HOUSE ができるまで Part.11-床材-

今回は、内装に関わって床材についてです。

1.我が家の床材

クリ材を選びました!無垢床です。

施工したクリ材の床

木目が比較的クッキリしているのが特徴になると思います。時間が経つと少し黄色味が強くなると言われているので楽しみにしたいと思います!

床材については、好みのものを楽しくお選びになるのが良いです!!

2.クリ材にした理由

様々な床材があり、色味や触り心地も様々ある中で、クリ材を選ぶ方は少ないんじゃないかと思います(⌒-⌒; )

実際、とあるYouTube動画にて床材の紹介がされているものを見ると、クリ材を選ぶ方は変態が多いと言われていました。

クリ材を選んだのは、個人的にクリに思い入れがあったからなのですが、クリの木の強さに惹かれて決めました!

クリは、鉄道の枕木に使われたり、家の土台に使われたり、古くは縄文時代からの建築資材だったりします。

水に強く、防虫性もあって耐久性の高い材木です。

3.水回りの床材

我が家では、リノリウムを採用しました!

ダークグレーのリノリウム

病院やショッピングモール、保育園・幼稚園、バレエ教室などで用いられる床材です。

自然素材で作られており、水に強く、抗菌性に優れ、耐久力の高い床材です。

色やデザインも複数あります。

静電気に弱い我が家にとっては静電気が発生しにくいというのが大きな魅力で、採用することになりました!

4.床材の種類

とは言うものの、クリ材をオススメします!とまでは言えません。木目の好みや内装のイメージによって選ぶものが変わると思いますし、足触りも大切だと思います。

リノリウムはオススメです。笑

居間や居室の場合、

①フローリング

・無垢床…天然木を一枚板に加工したもの。広葉樹は硬く、針葉樹は柔らかい。広葉樹の代表的なものとして、ウォールナットやオークがある。針葉樹の代表的なものとして、杉やヒノキがある。

・挽き板…天然木を2ミリ〜3ミリの厚さにし、土台となる基材に貼り付けたもの

・突板…天然木を0.3ミリ〜1ミリの厚さにし、基材に貼り付けたもの

・シート板…土台に樹脂フィルムなどを貼ったもの。木目はプリント。

無垢床よりも挽き板や突板などの方が安価な場合が多い。

②畳

言わずと知れた床材。琉球畳のような縁なしのものもある。

③カーペット

糸を織り込んでできる床材。いろんな表情を持たせることができる。柔らかい。ホコリが溜まりやすい。

④コルク

コルクガシの樹皮を剥がして加工した床材。弾力性に富み、吸湿性に優れる。

水回りの場合

①クッションフロア

2ミリ〜3ミリ程度の厚さの塩化ビニル製の床材。水に強い。耐久力はさほど高くない。

②フロアタイル

クッションフロアと違い、クッション性のない塩化ビニル製の床材。水に強く耐久性も高い。

あたりが候補になるように思います。

5.床材選びは楽しんだもの勝ち!

床材選びは悩ましく、出口の見えないトンネルのような感じになる方もおられるかもしれません。

正解もないので、楽しんだもの勝ちです!!

個人的には、塩化ビニル系ではなく、自然素材をオススメします。塩化ビニル系は劣化具合が美しくないと思いますので。

建設風景カテゴリの最新記事