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PASSIVE HOUSE ができるまで Part.10-外壁について-

PASSIVE HOUSE ができるまで Part.10-外壁について-

しばらく更新が滞っておりました。(・・;)

今回は、外壁についてです!

1.我が家の外壁と検討項目

我が家は木材を外壁材として採用しました!

施工前の外壁材

迷ったのは金属系サイディングの一つとされるガルバリウム鋼板でした!ホント、悩みました…。

2.外壁の種類と比較

検討していくとき、見た目の好み、導入コスト、メンテナンス費用の3つの点から考えました。

外壁には、窯業系サイディング、モルタル、金属系サイディング、タイル、コンクリートパネル、漆喰、木材などがあります。

最も多く用いられているのが窯業系サイディングで、セメントに木質系の繊維を混ぜたものになります。デザインの自由度が高く、初期コストはお安めだと思います。ただ、経年劣化していく様が好みではなく、費用が安いとされているところも多いですが、目地もあってメンテナス費用は決して安くないので検討対象外になりました。

次に、モルタルですが、セメントに砂を混ぜた塗り壁素材です。ジョリパットが有名だと思います。繋ぎ目がなく綺麗な仕上がりになるのが特徴です。メンテナスの頻度は高めかもしれません。見た目は好きでしたが、メンテナスに不安があり、断念しました。ジョリパットのモスグリーンとかとても綺麗です!!

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板などで、耐久性が高く、メンテナスの頻度も低いのが特徴かと思います。材料費の上昇により、導入のコストが高めになっていると思われます。最も悩んだ外壁材でしたが、材料費の上昇もあって、初期コストが木材に近くなったこと、見た目の好みが木材寄りであったことから断念しました。

タイルとコンクリートパネル漆喰は最初から検討対象外でしたので、検討される方は、詳しい情報を探してほしいと思います。タイルと漆喰は初期コストが高い印象があります。タイルのメンテナス頻度は少ないですが、貼り付けている接着面の劣化には気をつけないところですね。漆喰はメンテナスをすれば長寿命な外壁だと思います。

3.木材外壁

我が家は木材の外壁を選択しましたが、決め手は見た目とメンテナスコストのバランスの良さでした。

施工後の外壁材

一部、木材はメンテナス費用が高いという声がありますが、確からしいデータはないように思います。実際、木材の外壁の古民家はたくさん存在していて、メンテナス費用が多額のように思えません。

木は腐るという確からしい出張は、「腐って灰色になってしまう」というものですが、そもそもの理解に疑問符がつきます。

灰色に変化することが自然で、腐っているわけではなく、むしろ、あのシルバーが綺麗なのに!と思います!!

その状態が許容できるのであれば、木材は非常に高耐久な外壁材だと思います。

仮に、湿気の滞留する土地で外壁材が腐るということがあったとしても、その部分のみの交換で済むと考えるとメンテナス費用は安いと思います。

経年での変化が好みであれば、最高の外壁材なのではないかと思い、採用しました!

施工後の外壁の様子

施工してから少し経った外壁の様子も公開していきたいと思います!上記の外壁面は西側で少し色が抜け始めていて、それも綺麗です!

外壁材は見た目の好みにもよりますが、汚れや経年劣化の様子やメンテナス費用も含めて検討されるのが良いと思います!

次回は、内装関連について扱います!

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