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PASSIVE HOUSE ができるまで Part.12-ソーラーパネル-

PASSIVE HOUSE ができるまで Part.12-ソーラーパネル-

前回は床でしたが、今回は屋根です!

我が家はソーラーパネルを載せているので、その様子を。

1.ソーラーパネル採用まで

実は、最初は載せる予定ではありませんでした。いつか載せたいとは思っているという状態でした。

最初から載せられないと思っていたのは、純粋に予算の問題です。

最初から載せることができたのは、リースやPPAなどの仕組みを活用することにしたからです。

2.ソーラーパネル設置は得か損か

損得については論点が古いと考えています。損得のみで議論するという視野の狭さに違和感があります。エコかどうかという論点も視野が狭いです。

仮に損得の議論に乗っかった場合、今後電気料金が値上がりしていった場合には自家消費率を高めれば得になり、電気料金があまり変わらないのであれば売電価格が下がっているから昔よりは元が取りづらい状態にあるとなるでしょうか。

だから載せるな!とか、載せよう!とはこの条件だけで語れるものとは思いません。

太陽光パネルは廃棄の時にエコじゃないから載せるな。とか、廃棄に問題ないから載せよう!

これらもそれだけで語れると思いません。

設置予算、日当たり、電力消費量、売電価格、電気料金、などなど。複合的に考える内容があるはずで、そのご家庭によるとしか言えないと思います。

損得やエコかという限定的な点での議論は正直どうでもいいと思っています。

我が家のコンセプトが堕落した生活ができる家なので、それに合うかどうかが問題なのです。

例えば、

・季節によって部屋着を入れ替える

・冬になると羽毛布団と毛布を出す

・寒い脱衣所に行くのが嫌でお風呂の時間が遅くなる

これらが面倒くさいから、温熱環境にこだわるのです。

・ドアの開け閉めする

これも面倒くさいので、建具の数を少なく、回遊できる間取りを好みます。

では、太陽光はといえば、

・電気料金を気にして電気をつけたり消したりする。

・エアコンを控える。

・電力会社を見直す。

これらが面倒なので、あったらいいんです。

何のためにそれを選択するのかが大切で、コンセプトが大事だと考えています。

結果として、必要とするエネルギーの少ない家になったのは良かったと思っています。

3.ソーラーメイト

さて、我が家がお願いしたのは、ソーラーメイトというところです。

パネルはQセルズです。

南面でなく東西面に載せています。我が家にとってはそれでも十分な発電量になる計算のようです。

エネカリなど他にも似たようなサービスがありますので、初期に予算のない場合はありかもしれません。我が家は予算的に余裕があれば購入していたと思います。

正直なところ、ソーラーメイトがおすすめというわけではありません。(ソーラーメイトさん、すみません。)

4.将来的に

15年もすれば、パワーコンディショナーが壊れると思いますが、まぁ機械なので仕方ないでしょう。

その頃には、電気自動車や蓄電池を導入できればと思っています。

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