ダイニングチェア選びの極意
一、ダイニングにでの過ごし方を考えるべし
実践編です。
座りに座ったよ?
ぜーんぶ素敵で座り心地も非常に良かったよ?
それで、どうやって決めればいいんです?
1.どこ向いて座ります?
みなさんは、ダイニングでどこ向いて座ります?
同じ問いかけを自分にしてみました。すると、
私の頭の中で小さな自分が「そんなの、ダイニングテーブルに向かって座るに決まってるじゃないか!」って言ってくるんです。
でも、冷静に生活の場面を考えてみると、テレビはダイニングテーブルの上にないし、我が家の間取り的にダイニングテーブル越しにテレビが見えるわけではないんです。
我が家はダイニングチェアを置く位置からちょうど90度の右(左)に向いた位置にテレビがあります。
仮に、ダイニングテーブル越しにテレビが見える間取りだとして、4人掛けの場合、片側の席は真後ろにテレビがあるってことになります。
ダイニングでご飯を食べながらテレビを見ない方は純粋に前を向いて食事に集中できますが、集中力が散漫な私は、テレビが見とうございます。
ご飯の時間以外に座ってお茶したり、お酒を飲みながら語らったり、テレビを見たりする方は単純に食事場として過ごすだけではなく用途が多岐に渡ります。
こんな風に座ったっていいじゃない。
過ごし方を考えたとき、あの可愛くて座り心地の良かった椅子たちの区別ができるようになります。
2.両手、どこに置きます?
ダイニングチェアに座って、両手はどこに置きます?
ダイニングテーブルに置くときもありますよね。
でも、ダイニングテーブルに向かっていないときは手は置けないのです。
肘掛けのない有名どころだとboチェアなどがありますが、写真のような肘置きのないイスがあります。
肘掛けのない椅子は体の向きを自由に変えることができ、ダイニングチェアに収納することも得意で省スペースなのが良いところです!
ただ、ダイニングテーブルに手を置かないとき、腕は意外に重たいので長時間座るには不向きかもしれません。
また、体の向きだけを変えた時に背もたれが無くなるので、結局のところ椅子ごと向きを変える必要が出てくると思います。
一方で肘掛けありの椅子もあります。
種類としては、座面いっぱいの深さ分くらいあるアームチェアと半分ほどついているハーフアームチェアになります。
(DC09のカッコいい写真を撮っていないという失態…。)
写真にある通りですが、DC09は肘掛けが長めでsofやNo.42はハーフアームの椅子です。
アームチェアの場合、肘掛けに手を置くことができるので非常に楽です!
ただ、肘掛けなしの椅子とは逆にダイニングテーブルに収納できないことがあったり、体だけ向きを変えることができないのが弱点になると思います。向きを変えるときは椅子ごとです。
ハーフアームの場合は、アームチェアと肘掛けなしのイスの良いところを取った椅子ということになるでしょう。
また、肘掛けがあるとダイニングテーブルに引っ掛けるとこができるので掃除がしやすいというメリットもあります。
座面より上が回転する椅子もありますが、ダイニングテーブルにぶつかる可能性が高いので候補に入れませんでした。
3.その椅子、軽い?
私たちは、本当に怠惰なので、労力をかけないことに全力を注ぎます。そうしたとき、
長時間座っていても大丈夫なように肘掛けは必要だという結論に至りました。
それで、座ったまま体だけを動かしたいのか、収まりの良い位置を維持して椅子ごと方向転換するのかという問題が残されました。
これは、難題です。
アームチェアやハーフアームチェアっていっぱいあるんだよ?
そんなとき、
神様(店員さん)「毎日のことなので、意外と重さも大事なんですよ〜」
私たち「はっΣ(゚д゚lll)」
引きずってみたり、持ち上げてみたり、座りながら持ち上げてみたり…!!
4.旅もそろそろ
ダイニングチェアの旅ももう少しで目的地にたどり着くことでしょう。
次回は、最後の最後まで悩み抜いた猛者たちをパラメーターを交えて紹介したいと思います。