私たちなりに施主のあり方を考えて家づくりを進めてきたので、それをお伝えしようと思います!
施主はプロジェクトリーダー
施主は、家づくりのプロジェクトリーダーだと思っています!
○○家の建設プロジェクトのリーダーが施主。
リーダーとして同じプロジェクトに関わってくださるメンバーを選定するのも施主の役割だと考えています。
工務店やハウスメーカー探しにお困りの方もおられると思いますが、「自分たちの家づくりプロジェクトをこの人としていきたいのか」が大事なポイントになると思います。
仲間探しの前に
工務店やハウスメーカー探しの前に、プロジェクトリーダーとして、プロジェクトのコンセプトを決めるのが大切だと思います!
決められた予算の中で、家の性能や外観、立地などを詰めていき、大枠を決める。
そして、それを実現してくれそうなメンバーを探すイメージです。
メンバー探しが難しいとは思いますが、その前提が決まらずにいるとプロジェクトがスタートしないと思います。
プロジェクトリーダーとして施主が責任を負う
自分の信じるメンバーが見つかったなら、リーダーはリーダーらしくドンと構えて、プロのお仕事を尊重したいところです。
ここで大事なのは、大金を払っているのだからやってくれて当たり前!と思わないことです。
施主からすれば、具体的にどんな業務をしているのかが見えないと思います。
家という一つの完成形に対してお金を支払っているので、一つの商品に対する金額というイメージになると思います。
だから、大金を払っている(実際に大金なのですが)商品なのだから、ミスがあってはならないと思ってしまうと思います。
それは、家づくり失敗への不安として表出する方もいらっしゃることでしょう。
私たちも施主なので、実際のところどのくらい大変なのか、分からないことだらけですが、家づくりに関わる方々の数を思うと、その方々へ適切な対価をお支払いできているのかさえも不安になることがあります。
プロジェクトリーダーとしてプロジェクトを円滑に進めるために、進捗状況の確認をしていくことになると思いますが、その確認の仕方によっては、相手にストレスを与えてしまうことになるかもしれません。
私たちは、余裕のある時に現場写真を共有してもらっていますが、あくまでも工務店さんの善意によってのことだと思っています。
私たちは建築関係の仕事ではないですが、自分がお客さんから日報を出すように言われたり、写真を提出するよう言われたりするとストレスを感じると思います。
進捗状況の確認ひとつにしても相手と相談することが大切です。
工務店さんやハウスメーカーの方も人であることを忘れないで同じプロジェクトのメンバーとして尊重し合うことが大切だと思います。
リーダーとして、メンバーを選んだのは自分なのだからうまくいかない時は、自分に責任があります。
まず、そのことを念頭に置いて家づくりを進めるようにしてきました。
そうして進んできましたが、一生懸命、プロジェクトの達成に向けて頑張ってくれている方々の姿を見ると、本当にいつもいつもありがとうございますという気持ちになっていました。
その感謝の気持ちを伝えることも心掛けてきました。
愛着のある家に
プロジェクトの達成に向けて共に進んできた家は愛着のある家になると思います。
愛着を持って家とともに過ごすことが長持ちの秘訣な気がしています。
そんな家づくりを多くの方ができるようになれば嬉しい限りです!
長文失礼いたしました!!